1. Visual Studioで新規プロジェクトを開きます。
2. ［プロジェクト］メニューから［新しい項目の追加］を選択します。
3. ［新しい項目の追加］ダイアログで［ActiveReports 9.0Jページレポート］を選択し、ファイル名を「ExchangeRates.rdlx」に変更します。
4. ［追加］ボタンをクリックします。

詳細は、「プロジェクトにレポートを追加する」を参照してくだざい。

1. 「レポートエクスプローラ」では、データソースのノードを右クリックして、［データソースの追加］のオプションを選択するか、［追加］ボタンから［データソース］を選択します。
   
2. ［レポートデータソース］ダイアログでは、［全般］ページを選択し、名前を「Factbook」に変更します。
3. このページでは、［共有参照］チェックボックスをチェックします。
4. ［参照］のボタンをクリックし..ActiveReportsNET9\Dataに位置されているFactbook.xmlファイルを選択します。詳細は、「データソースとの接続」を参照してくだざい。

1. 「レポートエクスプローラ」では、データソースノードを右クリックして［データセットの追加］のオプションを選択するか、［追加］ボタンから［データセット］を選択します。
2. ［データセット］ダイアログでは、［全般］ページを選択し、［名前］を「ExchangeRates」に変更します。
3. ［データセット］ダイアログの［クエリ］ページでは、「World」を除くすべての国のデータにアクセスするために、クエリのテキストボックスに次のXMLパスを入力します。
   //country [@name != 'World']
4. ［フィールド］ページで、以下の表の値を入力してレポートのフィールドを作成します。XMLデータフィールドの値は有効のXPath式であることが必要です。

   名前	種類	値
   Name	データベースのフィールド	@name
   Currency	データベースのフィールド	./ExchangeRates/Currency
   2004	データベースのフィールド	./ExchangeRates/VsUSD2004
   2003	データベースのフィールド	./ExchangeRates/VsUSD2003
   2002	データベースのフィールド	./ExchangeRates/VsUSD2002
   2001	データベースのフィールド	./ExchangeRates/VsUSD2001
   2000	データベースのフィールド	./ExchangeRates/VsUSD2000

5. ［OK］をクリックしてダイアログを閉じます。データセットとクエリフィールドは、［レポートエクスプローラ］のノードとして表示されます。  

1. Visual Studioのツールボックスからデザイナ面上に「List」データ領域をドラッグし、［プロパティ］ウィンドウではDataSetNameプロパティを「ExchangeRates」、Locationプロパティを「0in, 0in」、Sizeプロパティを「6.5in, 3in」に設定します。
2. 「レポートエクスプローラ」から［Name］フィールドを選択し、［List］の上部中央に配置し、［プロパティ］ウィンドウからFontSizeプロパティを「14pt」、BorderStyleプロパティを「Solid」に設定します。
3. ［レポートエクスプローラ］から、次のフィールドを［List］にドラッグして、次のプロパティを設定します。

   フィールド名	プロパティ名
   Currency	Location:1.125in, 0.5in Size:2.25in, 0.25in
   2004	Location:4in, 0.875in Size:1in, 0.25in
   2003	Location:4in, 1.25in Size:1in, 0.25in
   2002	Location:4in, 1.625in Size:1in, 0.25in
   2001	Location:4in, 2in Size:1in, 0.25in
   2000	Location:4in, 2.375in Size:1in, 0.25in

   メモ: このフィールドに対して作成された式は、通常のフィールドとは異なります。Visual Basic構文の場合、識別子は数字から開始できないため、数字のフィールド名を文字列として扱う必要があります。

4. ツールボックスから［List］上に「TextBox」をドラッグし、「［プロパティ］ウィンドウ」で、固定のテキストをフィールド値と組み合わせて表示するには、以下の表のようにプロパティを設定します。

   プロパティ名	値
   Location	0.125in, 0.875in
   Size	3.125in, 0.25in
   Value	="年別に米ドル対 " & Fields!Currency.Value & " の価値:"
   Font	Normal, Arial, 10pt, Bold
   TextAlign	Right

5. ツールボックスからTextBoxコントロールをList上にドラッグし、［プロパティ］ウィンドウで、以下のプロパティを設定します。

   TextBox1

   プロパティ名	値
   Location	0.125in, 0.5in
   Size	0.75in, 0.25in
   FontWeight	Bold
   Value	通貨:

   TextBox2

   プロパティ名	値
   Location	3.375in, 0.875in
   Size	0.5in, 0.25in
   TextAlign	Right
   Value	2004年:

   TextBox3

   プロパティ名	値
   Location	3.375in, 1.25in
   Size	0.5in, 0.25in
   TextAlign	Right
   Value	2003年:

   TextBox4

   プロパティ名	値
   Location	3.375in, 1.625in
   Size	1in, 0.25in
   TextAlign	Right
   Value	2002年:

   TextBox5

   プロパティ名	値
   Location	3.375in, 2in
   Size	0.5in, 0.25in
   TextAlign	Right
   Value	2001年:

   TextBox6

   プロパティ名	値
   Location	3.375in, 2.375in
   Size	0.5in, 0.25in
   TextAlign	Right
   Value	2000年:

［ブックマーク］リンクはハイパーリンクと似ていますが、ハイパーリンクのようにウェブページにリンクするのではなく、レポート内の別の場所に移動します。

1. デザイナ面でList上にある［Name］テキストボックスを選択し、［プロパティ］ウィンドウの下部にある［プロパティ設定ダイアログ］コマンドを選択します。
2. ［Textbox］ダイアログの［ナビゲーション］ページへ移動します。
3. ［ナビゲーション］ページで、ブックマークIDに［Name］を入力します。
   

   メモ: レポートに使用される各ブックマークIDは、一意の文字列を設定してください。同じブックマークIDがある場合には、レポートは最初のブックマークIDへ移動します。

4. ［OK］をクリックしてダイアログを閉じます。

ブックマークリンクは、ブックマークIDでマークしたレポートコントロールに移動するハイパーリンクです。作成したListの下にテキストボックスを追加し、このテキストボックスを上記の手順で作成したブックマークIDにリンクする方法を説明します。

1. ツールボックスから、Listの下にTextBoxをドラッグし、［プロパティ］ウィンドウで以下のプロパティを設定します。

   プロパティ名	値
   Value	Back to Top
   Location	0in, 3in
   Size	6.5in, 5in
   TextAlign	Center

2. ［プロパティ］ウィンドウの下部にある［プロパティ設定ダイアログ］コマンドを選択します。
3. ［Textbox］ダイアログで、［ナビゲーション］ページに移動します。
4. ［ナビゲーション］ページに［ブックマークに移動］ラジオボタンを選択し、上記の手順で作成したブックマークID「Name」を入力します。
5. ［OK］をクリックしてダイアログを閉じます。

レポートをViewerコントロールで開きます。詳細は、「Windowsフォーム用のビューワの使用」を参照してください。